ツルアラメとは食用海藻である褐藻の一種で、主に九州北部から青森周辺にかけての日本海沿岸に生息しています。胞子による増殖に加えて、日本のコンブ科の藻類の中では唯一匍匐枝による増殖を行うため繁殖力が強く、ツルアラメが繁茂すると「藻場」として様々な魚介類を育む場となります。
ウニが天敵でその忌避成分としてポリフェノールを多く含み、また粘りの元であるアルギン酸、フコイダンを多く含むなど、栄養価は高いことでその活用法が研究されていました。また大きく成長したものは苦味が強く食用には向かなかったのですが、その高栄養素が注目され、2005年より食品としての商品化が可能となったあたらしいサプリメント成分です。
抗アレルギー・エイジングケア効果がある、海藻ポリフェノール「フロロタンニン」が豊富な西ノ島ツルアラメ。食品なので安全で眠くならない。77%の方の花粉症が緩和されました。
海藻取扱量日本一のメーカーで海藻研究のトップランナーフロロタンニンによる化学メディエーターの合成・分泌の抑制
PT : フロロタンニン
海藻ポリフェノール=フロロタンニンとは昆布やワカメにはほとんど含まれず、大型の褐藻類に多く含まれる 成分であり、ツルアラメに非常に多く含まれているポリフェノールです。苦味や渋味の元となり、その苦味渋味によって海藻自身がウニやサザエ、アワビの食害から防御するために分泌しています。陸上植物には含まれない海藻特有の成分です。この海のフロロタンニンは、食品機能性成分として有効であることがわかりました。
フロロタンニンには多くの生理機能性があり、陸上植物のポリフェノールと同様、抗酸化性、抗アレルギー性、抗炎症性、抗菌性、抗アルツハイマー病作用などの生理機能が報告されていますが、さらに、海藻ポリフェノールには、エイジングケア(しみ・シワ予防)、抗メタボ、糖尿病予防と、特に抗糖化性が注目されている成分です。
特に、西ノ島産ツルアラメを用いて、含まれるフロロタンニンの機能性研究をした結果、高い抗アレルギー性が確認されました。
フロロタンニンはアレルギー炎症反応を引き起こす炎症関連酵素(PLA?、LOX、COX-2、HA)などを阻害し、フロロタンニンによる化学メデイエーターの合成・分泌の抑制により、痒みを抑えることが実験で証明されています。
ツルアラメは天敵のウニから身を守るため、とても苦味があり、そのまま食べるには難しい海藻です。そのため粉末化・カプセル状にしたサプリメントがおすすめ。
花粉症による体調不良に悩む方は年々増え、様々な治療薬が出てきていますが、副作用でお悩みの方も多いと思います。
ツルアラメは食品・天然成分なので副作用を機に必要がありません。服薬を気にするお子様や妊娠中の方も安心して摂取できます。
仕事中に眠くなってしまうとお悩みのビジネスマンにもおすすめです。
30代の頃から春先の杉の花粉症には悩まされていました。
歳をとるにつれて、季節関係なく鼻水が出るようになり、市販の薬でしのいでいたものの、体がだるくなったり、眠くなったりするので、どうしたものかと悩んでいました。
このツルアラメを飲み始めた時には、半信半疑でしたが、飲んでしばらくしたら、嘘のように鼻が楽になりました。今では手放せなくなり、常備品としてカバンに忍ばせています。
幼少期から長く花粉症・アレルギーに悩まされており、春・秋はもちろんその他のアレルギーも沢山持っていることから、病院・民間療法など花粉症・アレルギー改善に効くと言われているものは様々試してきました。ただ民間療法はあまり効果を感じず、病院やドラッグストアなどで花粉症用の薬を買って飲んでいたのですが、副作用で眠くなったり、のどの乾燥が強かったりで、花粉が多い時期には体調を崩してしまうことが頻繁にありました。
ここ数年は蛇腹ジュースを飲むことで少し楽になっていて、体調を崩すことも減り、例年の花粉シーズンに比べたら少しだけ調子が良く過ごせていました。ただ完全にくしゃみや、鼻水など、アレルギー症状が止まる訳ではないので、花粉症特有の辛さは残っていました。
そんなときに「ツルアラメ」のモニターに参加したところ、2~3日でくしゃみ、鼻水がほぼ止まり、花粉症の症状が格段に楽になりました。その年も蛇腹は飲んでいたので、蛇腹では改善しきれなかった症状がかなり軽くなり、ここまで効果を強く感じられたのは病院から処方される薬以来でした。また病院の薬では眠くなりますが、ツルアラメだと眠くなることもなく仕事や日常生活に支障をきたすこともなく生活できました。
ただ、効果を感じるのは早かったですが、5日目くらいから急な腹痛がやってきて、暫くトイレに籠ることになりましたが、数日でこちらも落ち着き、身体がすごく軽くなったので私はデトックスになったように感じました。次回から飲み始めのタイミングを計って、万が一腹痛が起きても困らないように調整しておけば、花粉症シーズンを少しでも快適に乗り越えられると思います。
10年程前に花粉症を発症し、それ以来長い間重度の症状に悩まされてきました。
ツルアラメ服用直後に、最もつらい症状だった鼻水ピタッと止まり頭痛・微熱が改善されました。
残念ながら目のかゆみ・なみだには効果は感じられませんでしたが、注射や薬の服用を減らしたいという方にはおすすめです。
若干喉の渇きを感じましたが、症状が緩和され本当に助かりました。
花粉症歴は30年弱です。小学校入学当時から、大人の薬を半分にしたりして、服薬していました。眠くなる、のどが渇く、ぼんやりするなどの副作用は当たり前に起こりましたが、花粉症の症状もひどかったため、春に薬を飲むことは習慣化しておりました。自分の花粉症の歴史の中で、薬やサプリも様々なものを試してきました。
近年効果のあるといわれた、蛇腹やヨーグルトも摂取していましたが、本格的なシーズンになると効かず、結局薬の服薬は必要でした。また、自分に合う薬が見つかっても、次の年は効かない・・・ということも。やはりお薬にはかなわないだろう・・と半信半疑でモニターに応募しました。
はじめ、ツルアラメを朝晩1錠ずつ試しましたが、効果を感じず、2錠ずつに増やしところ、シーズン真っただ中に、なんと薬の服用なしで過ごすことができました。
花粉症歴のなかで、薬を服用しなかった年は、ステロイド注射の治療をしたときだけです。
ステロイド注射はとても効果を感じましたが、毎年打ち続けることに抵抗がありました。
まったく症状がでなかったわけではありませんが、ケミカルなものを使わず、シーズンを過ごせたことに大変驚きました。
今年は秋の花粉もかなり感じていますが、今のところ、ツルアラメ一本で過ごせています。
眠くなる、のどが渇く、だるくなる、などの副作用は感じませんでしたので、そういった面で薬と天秤にかけてもツルアラメは手放せなくなりそうです。
水溶性の植物繊維は、ネバネバした形状をもつため、胃腸内をゆっくり移動し、糖質の吸収をゆるやかにし、食後の血糖値の急な上昇をおさえ、また吸着性があるため、小腸でコレストロールや胆汁酸を吸収し、スムーズに体外に排出できるようサポートします。
現代の日本人に必要な食物繊維の1日の目標量は、成人女性で18g以上、成人男性で20g以上と推奨されていますが、平成28年の「国民健康・栄養調査」では、とくに30~50代の女性は水溶性食物繊維の摂取量が少ないことがわかっています。普段の食生活では水溶性食物繊維がどうしても不足しやすいため、意識して摂取することが必要です。フコイダンはモズク、ワカメおよびコンブなどの褐藻類に含まれる細胞間粘質多糖(ヌメリ成分)であり、フコースを主成分とする高分子多糖類の総称です。
ツルアラメのなどに多く含まれる成分「フコキサンチン」は、褐色の海藻に含まれる色素で、昆布などの褐藻類にのみ含まれる成分です。ツルアラメに含まれるフコキサンチンの量は昆布の5倍あります。 フコキサンチンはがんを死滅させるアポトーシス作用や抗腫瘍作用が確認されており、さらに抗肥満作用もあることから、糖尿病に対しても効果が期待されています。
「脂肪細胞」とは、脂肪の合成・分解・蓄積(ちくせき)をおこなう細胞のことで、脂肪細胞の脂肪を蓄積する量が増大することで肥満になります。そして、脂肪細胞には、「白色脂肪細胞」、「褐色脂肪細胞」の2つの種類があります。白色脂肪細胞(はくしょく しぼう さいぼう)とは、体内に入った余分なカロリーを中性脂肪として体内に蓄積し、下腹部やお尻、太もも、背中、腕の上部、内臓の周りに多く存在します。それに対して、褐色脂肪細胞とは、褐色(茶色)をしている脂肪で、熱を作り出して体温を維持したり、食事から取り入れた余分なエネルギーを燃やしていくという働きをるため、褐色脂肪細胞の働きが活発な人ほどエネルギーをたくさん消費して、基礎代謝量が高く、太りにくいとされています。
フコキサンチンはこの白色脂肪細胞に作用し、褐色脂肪細胞化し、ベージュ脂肪細胞に変化させている可能性があることが、様々な研究で分かってきています。
フコキサンチンが内蔵脂肪蓄積に及ぼす影響について、ロシアの研究グループによると、フコキサンチン2.4㎎/dayをBMI30以上のロシア人女性に16週間投与することで体脂肪が低減したことが報告されています
(図参照)
(M.Abidov.Z.Ramazanov.R.Seifulla &S.Grachev:Dia-betesObes.Metab.,12,72(2010))
また日本でも肥満人口の9割程度が分布するBMI25~30の日本人男女に対して、フコキサンチン3㎎/dayを1カ月間投与することでBMIおよび内臓脂肪面積の減少がみられたた報告もあります。(単 少傑:“カロテノイドの化学と最新応用技術”、宮下和夫監修、シーエムシー出版、2009、p.272.)
日本での新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックは、特定のライフスタイルが要因のために、他の西側諸国と比べて、悲惨なものではなかったそう。要因の1つは、日本で日常的に海藻が豊富な食事を摂ることに影響されている可能性があるらしい。
COVID-19は、複数の急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARSCoV-2)が細胞の表面に存在する血圧に関わるアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)に結合することによって引き起こされ、ACE2の働きをダウンレギュレートします。このことから、アンジオテンシン変換酵素(ACE)からACE2への変換の比率を上昇させる可能性があります。サイトカインストームとACE優勢による免疫システムの過剰な炎症反応が、COVID-19患者の症状を急速に悪化させることがわかっています。
海藻には、ACE阻害ペプチド、水溶性食物繊維(フコイダン、ポルフィランなど)、オメガ3脂肪酸、フコキサンチン、フコステロール、ビタミンD3およびB12、フロロタンニンなど、多数の成分が含まれており、これらの成分には、抗酸化作用、抗炎症作用、および抗ウイルス作用を有し、直接的に、またはプレバイオティクス効果を介して間接的に、免疫システムの過剰な炎症反応の抑制に効果を発揮します。
ACE阻害成分がSARS-CoV-2感染によって引き起こされるACE優勢状態を最小限に抑える可能性があることから、海藻の食事からの摂取もまた、COVID-19に対する免疫システムの暴走を抑制する可能性があるそう。ただし、海藻にはヨウ素が多く含んでいるため、海藻の過剰摂取には注意をする必要はあります。
日本海の暖流と寒流が混じり合い、豊富な漁場がある西ノ島は、豊かな水産資源を誇る水産の町。豊富で有用な水産資源の中でも食用海藻である褐藻ツルアラメに注目し、町をあげて研究を行い、その生理活性を見出しました。日本海の美しい環境の中で育まれるツルアラメは、豊富な海藻ポリフェノールを含んでいます。この西ノ島産ツルアラメに注目した西ノ島町は、町をあげてこのツルアラメの普及に取り組んでいます。
そのため、西ノ島では、海洋生物資源の保護に配慮したツルアラメの採取技術、造成技術を研究・確立し、天然ツルアラメ資源への採取圧を考慮した藻場造成を行っています。加工についても、新鮮な採ったばかりのツルアラメを、徹底した衛生管理・品質管理の元、粉末加工するための海藻加工施設を町内に整備し、「隠岐・西ノ島産ツルアラメNom’z」を製造しています。
さらに、西ノ島では正確なツルアラメの食品機能性評価や含有成分の特定や季節変動についても検査を徹底し、よりフロロタンニンの含有量の高いツルアラメを使用するため、6月から9月のみ原料を採取することにこだわっています。
西ノ島は、島根半島から北東へ約65kmにある隠岐諸島のうちの一つ。
隠岐諸島には180あまりの島々があり、そのうち有人島なのが島後1島と島前3島の4つの島です。何億年も続く大地の成り立ち、その上で発展してきた独自の生態系・人の営みから世界ジオパーク認定を受けています。さらに遠流(島流し)になる場所として隠岐は有名ですが、後鳥羽上皇や後醍醐天皇など島流しにあった都の貴人が生活に困らないほど、その豊かな自然に恵まれた産業や成熟文化が昔からあった場所です。
また海中から神火が上がり方角を示した伝説のある神秘的な磐座と一体化した社殿が有名な航海安全の神、焼火(たくひ)神社は北斎や広重も諸国名所として書かれていたほどの名所。また誰もみてはいけない「であんな祭」など山神を祭る神秘的な神事もあり、今もその豊かな自然を神と敬う神秘的な島です。